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工作機械専用較正装置及び、各種測定器
ACOEM AB社(フランス)の製品ブランドで、Meaxブランドはスウェーデンで研究開発及び製造を行っています。
工作機械の静的精度をユーザーの現場で簡単で安全に、且つ単時間で測定する測定器です。
傾斜計のLEVELとレーザー変位計に角度計を組合せたセンサーを組合せて使用します。
専用のディスプレイを用い、ワイヤレスにより高い安全性と自由度、操作性と短時間での測定を同時に実現しています。工作機械の専用品とし、ガイダンス付きのアプリケーションにより簡単に測定が開始できます。
センサーは単品でもi-OSまたはアンドロイドOSのアプリでも動作します。
ハードウェア
MEAX DU –ディスプレイユニット
MEAX-DUは、切削液と汚れの両方に対して高い信頼性が要求されるワークショップ環境での使用のために特別に設計された堅牢なディスプレイユニットです。ディスプレイには強固なアルミフレームを採用し表面はゴム製とすることで、非常に耐衝撃性に優れていますが、持ちやすく、機械に置いてもすべりにくく出来ています。大きくてクリアな6.5インチのカラータッチスクリーンは、ユーザーが使い易く、離れていても見易くなっています。これにより、厳しい環境下でもシステムの柔軟な使用が可能になります。
MEAX SM/SR –多機能センサー
MEAX SR201とSM201は、多機能センサーとして機能します。これらのセンサーは共に、レーザー送信機、2次元PSD検出器、回転角度を記録するための高分解能角度計を備えています。センサは、真直度、直角度、主軸アライメント、同軸度などのさまざまな種類の測定に使用されます。Rユニット(Rマーク)は、基準となる機械の部分に取り付けられ、SMセンサー(Mマーク)は、測定される機械軸に取り付けられます。
ワイヤレスでディスプレイと通信します。
MEAX LM/LR –傾斜センサー
正確な角度測定のための2軸傾斜センサです。Rセンサを基準の機械ベットに取り付け、Mセンサを機械の可動箇所に付ける事で機械全体の傾きを測定する事が出来ます。
ワイヤレス通信により見易い位置にディスプレイユニットを置いて、 機械のドアを閉じて安全に作業を行えます。
単体でも機能し、モバイルディスプレイを手元において、迅速で高精度の機械のレベル出しをサポートします。
MEAX PEN –長さゲージ、振れ測定
Meax Penは、Bluetoothを使用してMeaxディスプレイユニットまたはアプリを使ってモバイルデバイスにワイヤレスで接続するバッテリ駆動の長さゲージです。
測定センサは、機械スピンドルの測定、機械スライドの動き/隙間の測定、ツーリングの繰返し精度の測定、機械の回転方向の隙間などの測定に使用できます。
ワイヤレス通信により、機械のドアを閉じた状態で測定が可能です。
代表的な測定機能
上記のセンサーとディスプレイユニットを使うことで、様々な測定を行う事が出来ます。以下は代表的な測定例です。
真直度とレベルの測定
機械がピッチやロールなく、真っ直ぐに動くことを確認するには、複数のセンサーを備えたソリューションが必要です。IEAX LRセンサーを機械ベッドに設置し、LMセンサーを付属品を使用して工具ホルダーに取り付けます。SRセンサを主軸に、SMセンサを工具ホルダ取付けます。結果は、移動の長さに沿った測定点の傾きとして表示されます。このようにして、MEAX MT20/30は機械の動きの真直度をチェックし、同時に機械のベッドに対する動きの角度偏差を測定します。結果はグラフィック形式とテキスト形式の両方で表示され、USB経由で簡単にエクスポートできます。
主軸アライメントの測定
主軸アラインメントの偏差が機械加工された部品精度に影響するため、これを容易に測定することが重要です。Z軸に沿った2箇所の位置で4つの測定点を介して偏差を確認します。軸内でレーザーを回転させ、MEAX SMセンサーをZ軸に沿って動かすことで、Z軸の移動線に対する主軸回転中心線の平行アライメントが得られます。結果は機械ベッドの傾斜を基準にして平行と直角方向の2方向での偏差をグラフィック形式で表示されます。
同軸度の測定
MEAXSRとSMセンサを使用すると、主軸とツールホルダの位置合わせを測定して、ツールホルダのゼロ点を素早く設定できます。ディスプレイユニットが測定プロセス全体をガイドします。このソフトウェアでは、4つの回転位置での測定方法を示し、次に、主軸を基準としたツールホルダ側の角度誤差とオフセット量を示す結果を計算します。MEAX特有のライブ機能で測定しながら機械の調整を行うことができます。
直角度の測定
MEAXSRにプリズムを取り付けることで、機械の動きが互いに直角であるかどうかを測定できます。この調整は2つのステップで実行されます。最初にX軸を測定してからZ軸を測定します。ディスプレイユニットが、測定プロセスをガイドします。結果は角度偏差が直接表示されます。カスタマイズされた専用冶具を使用すると、センサーを簡単に固定することができ、正しい結果が得られます。
主軸平行度の測定
主軸自体の水平移動に対し機械主軸の回転軸の方向を決定するために使用されます。SMユニットは機械固定側主軸に取り付けられ、SRユニットは反対側の可動側主軸(または割り出し治具)に取り付けます。SRセンサを180度回転させ、機械Z軸を2つの位置に動かし、同軸度測定を行うことによって、主軸と機械の動きとの間の平行度を計算することができます。
使いやすい専用冶具
上記の測定は、横型機械のみならず縦型機械にも応用可能です。MEAXではそれぞれの測定に適した冶具を用意しており、迅速で簡単に測定を行う事をサポートします。
ポインティング冶具
縦型・横型機械、および複合加工機の直角度測定に使用されます。
この冶具は、機械のテーブルに直接取り付けることができ、レーザー光の指向方向を垂直または水平方向に調整できます。
インデックス冶具
この冶具は、4つの割出し位置を持ち、油圧クランプチャックと、SMセンサへのアタッチメント、機械テーブルに固定するための取り付けプレートで構成されます。油圧チャックは、センサーのシャンク径と同じ16/20mmを把握するのに適しています。
円形取付けプレート
チャックのない主軸に、または面板に直接SRセンサまたはSMセンサを取り付けるために使用します。また、MEAXインデックス冶具の油圧クランプチャックを使用することもできます。マグネットとエクステンションロッドが付属(L=40mm、L=80mm)
その他
MEAXは全ての製品に持ち運び易い専用のハードケースを付属しています。
また、豊富なオプションを用意しており、様々な現場での測定を簡単に迅速に行う事をサポートします。
カタログ名 | サイズ | 最終更新日 | |
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MEAX PEN | 1.65 MB | 2018年9月25日 | |
MEAX LEVEL | 3.30 MB | 2018年9月25日 | |
MEAX MT20 | 2.69 MB | 2018年9月25日 | |
MEAX MT30 | 6.71 MB | 2018年9月25日 |